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サドルレザーの革財布

サドルレザーで作られた革財布


サドルレザーというのはヌメ革とも呼ばれることがあり、馬具にも使われるような強度がある革です。基本的にはコードバンなどのようなものとは違い、購入したときにはまったく色もついていない、ベージュ色の革製品になっています。しかし、丁寧にケアをして大切に使い込んでいくにしたがって、持ち主の手の脂などがしみこんで、オレンジ色、あめ色へと変化していきます。男性の革財布では良く利用されている素材で、使い込んでいくごとに徐々に自分だけの革財布になっていく工程を楽しんだり、より深みのある色に仕上げるために、様々なお手入れをしている人もいます。基本的には丈夫な素材の革財布ですので、何も手入れをしなくても傷むことはほとんどありません。ただ、どうしても頻繁に触れる部分から色が変わっていきますし、柔らかくなっていきますので、最終的に色にムラが出てきたり、部分的にやわらかさが出た革財布になってしまうことが多いです。
サドルレザーの財布の代表的な手入れとしては、柔らかい布に馬具にも使われる専用のオイルをしみこませ、全体に満遍なく塗っていくというのが一般的な方法です。革は定期的に水分や油分を補わなければひびが入ってしまうことがありますので、このオイルを使って保湿します。塗った部分はたちどころに変色しますので、始めのうちは目立たないところに少量をつけて、変色の具合を確かめましょう。また、テクスチャーが柔らかいオイルですので、一回の使用には数滴あれば十分です。あまりたくさんの油を一度に塗ってしまうと、油シミができたり手触りにべたつきが見られることもあるので気をつけましょう。上手に使い込まれたサドルレザーの革財布は、くったりとやわらかく手に馴染み、適度なツヤや湿り気があります。また、染色していないものであれば綺麗なあめ色になっており、この状態になると多少水にぬれたりしても、シミができるようなことはありません。ここまできれいに仕上げるのは、何度か革製品で挑戦しなければ難しいかもしれませんが、自分だけの財布に仕上がったときの喜びは確実です。丈夫な素材で、その後も丁寧に使えば何年でももちますので、大切なパートナーとして時間をかけて育ててみてはいかがでしょうか。選ぶときには、革に適度な厚みがあり、時間をかけて変色する素材のもの、丁寧に縫製されたものを買うようにすると、いつまでも長く使うことができますのでおすすめです。

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